介護士15年の僕が、有料老人ホームで大変だったと感じた5つのこと【実体験】

男性介護士のリアル

こんにちは、こなパパです。

僕は介護士として約15年間働いてきました。

そのほとんどを有料老人ホームで過ごし、現在は老健(介護老人保健施設)で働いています。

施設が変わって改めて感じたのは、有料老人ホームには「有料老人ホームならでは」の大変さがあったということです。

もちろん、施設によって方針や仕事内容は違います。

今回は、僕自身が実際に働いて感じたことをお話ししたいと思います。

高価格帯だから求められるサービス水準が高かった

僕が働いていたのは、入居金や月額利用料が比較的高い有料老人ホームでした。

利用者さんの中には、元医師や会社経営者、専門職など、社会で長く活躍されてきた方も多くいらっしゃいました。

だからというよりも、施設として提供するサービスの質に対する期待が高かったと感じています。

介護技術だけではなく、

・言葉遣い

・身だしなみ

・接遇

・環境整備

細かな部分まで気を配ることが求められました。

少しの不手際でもご家族からご意見をいただくことがあり、「介護職」であると同時に「サービス業」でもあることを強く実感しました。

② レクリエーションやイベントの準備が多かった

有料老人ホームでは、利用者さんに毎日を楽しく過ごしていただくことも大切な仕事でした。

季節のイベントやレクリエーションも多く、飾り付けや準備に時間をかけることも少なくありません。

「介護をする」だけではなく、生活そのものを楽しんでいただく。

そんな意識が強い施設だったと思います。

大変なこともありましたが、利用者さんの笑顔を見ると、「頑張ってよかった」と感じることが何度もありました。

③ 施設をきれいに保つことも仕事の一つだった

高価格帯の施設だったこともあり、館内の清潔感や整理整頓には特に気を配っていました。

居室だけではなく、廊下や共有スペースまで、いつ見ても気持ちよく過ごせる環境を維持することも大切な仕事でした。

介護だけではなく、「快適に暮らせる環境づくり」も介護士の役割なんだと学びました。

④ 個室だからこそ、夜勤は想像以上に大変だった

有料老人ホームで夜勤をしていて一番感じたのは、個室ならではの大変さです。

巡回は一部屋ずつ回るため、利用者さんの人数が同じでも移動距離が長くなります。

ナースコールが2〜3件重なると、部屋から部屋へ走り回ることもありました。

現在働いている老健では4人部屋の多床室が中心なので、巡回の感覚はかなり違います。

もちろん老健にも別の大変さはありますが、「個室か多床室か」で夜勤の負担は大きく変わることを実感しました。

⑤ 面会対応も介護士の大切な仕事だった

有料老人ホームでは、面会対応にも多くの時間を使っていました。

僕が働いていた施設では、ご家族が来られたら利用者さんをご案内するだけではありません。

面会場所の準備をしたり、利用者さんをお連れしたり、お茶を用意したり、その日の様子をお伝えしたり。

ご家族が安心して面会できるように、細かな気配りが求められていました。

現在働いている老健でも面会はあります。

ただ、僕の勤務先では自由面会が基本なので、有料老人ホームほど準備や対応に時間をかけることはありません。

この違いも、それぞれの施設の役割やサービスの考え方の違いなのだと感じています。

大変だったからこそ、今の自分につながっている

振り返ると、大変だったことはたくさんあります。

でも、その一つひとつが今の自分を育ててくれました。

接遇や気配り、利用者さんやご家族との関わり方。

有料老人ホームで学んだことは、今の老健で働く中でも活かされていると感じます。

あの頃は毎日大変だと感じていましたが、振り返ると介護士として大きく成長できた時間でした。

だから今では、「あの経験があって良かった」と素直に思えます。

介護施設にはそれぞれ役割があります。

だからこそ、どちらが良い・悪いではなく、それぞれに学べることがある。

僕はそう思っています。

もしこれから有料老人ホームへの就職や転職を考えている方の参考になれば嬉しいです。

※この記事は、僕自身が勤務した有料老人ホームでの経験をもとに書いています。

施設によって運営方針や仕事内容は異なるため、一例として読んでいただければ幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました